経営者の多くが数字を把握することは大事だと認識しているにも関わらず、会計をしっかりと利用できていません。会計の役割を理解し、本当に見るべきポイントを押さえるだけで経営に大きく貢献します。次のような方は是非当講座にご参加ください。
- 帳簿が作りっぱなしになっている
- お金の流れがよく分かっていない
- 普段貸借対照表に目を通さない
- もっと事業を成長させたいが次の一手が分からない
- 数字が嫌い!
経営者の多くが数字を把握することは大事だと認識しているにも関わらず、会計をしっかりと利用できていません。会計の役割を理解し、本当に見るべきポイントを押さえるだけで経営に大きく貢献します。次のような方は是非当講座にご参加ください。
篠田です。今回より、ブランド戦略についてまとめていきたいと思います。「ブランド」というワードには、どのようなイメージを持たれるでしょうか。高級品?ショップの名前?辞書を引くと、商標や銘柄といった意味が出てきます。どうやらブランドとは、企業や商品の名前を指すようです。
では、私が自作のパソコンを売っているとしましょう。商品名は仮にmikanとします。このmikanはブランドと呼べますか?・・・いや、ブランドとは呼べない感じがしますね。。
損益計算書にはいつも目を通しているけど、実は売上高と経常利益くらいしか見ていない…。費用が色々区分されているけど、どういう理由なのか知らない…。営業利益と経常利益の違いは?なぜ何種類も利益があるの?こんな疑問をお持ちではありませんか?
…篠田です。今回は財務諸表のうち、損益計算書(そんえきけいさんしょ)について説明します。損益計算書とは企業のある時点からある時点までの一定期間の経営成績を明らかにするための財務諸表で、貸借対照表とあわせて最も基本的なものとなります。
損益計算書は経営者の方であればよく目にする財務諸表です。しかし、細かいところまで理解できていない方も珍しくありません。この記事では損益計算書の基礎的な事を書いていきますので、目を通していただく事で当ブログの他の会計の記事をより理解していただけるようになるのではないかと思います。
法人にしなくても十分仕事がありますし、優秀なスタッフもいます。程々に忙しいですが、休みはしっかりとれています。平日、家族との時間をあまり取れない分、休日は目一杯子供と遊んでいます。万が一私に何かあったとしても、子供たちが大学を出て、妻が老後まで生活できるだけの費用は出せるように、生命保険には結構お金をかけていますよ。自営業だと、万が一のときに誰も守ってくれませんからね…
これは、フリーランスのデザイナーとして開業し、現在では数名のスタッフを抱えるまでに事業を成長させた、個人事業の経営者の言葉です。
実は、法人成りをしていない事で、損している事に気付いていません…
篠田です。財務分析を行えば、適正な設備投資が出来ているか判断することが出来ます。事業を行っていると多くのチャンスに巡り合います。そのチャンスをモノにするために、借入や投資をして、さらなる利益獲得と事業拡大を狙います。
しかし、多くの経営者がどんぶり勘定で投資を実行しています。いいかげんな借入や投資をしてしまうと、最初は順調でも数年後、何かの拍子で大コケすることがあります。数年分のロスだけで済めば良いですが、そのまま事業を畳むことになり、理想と真逆の人生を送ることになるかもしれません。
そのようなことにならないように財務分析をしながら事業を進めていうことは非常に大切です。今回は設備投資にフォーカスした安全性の指標、固定比率と固定長期適合率についてまとめました。
篠田です。財務分析は、財務諸表から企業の状態を分析するためのものです。様々な方向から分析しますが、今回は安全性分析について、その中でも、中期的な安全性をみるための指標、自己資本比率について説明します。
自己資本比率が一番重要となってくるシーンは融資を受ける時です。金融機関は自己資本比率を中心とした安全性について厳しくチェックしています。また、株式が上場している場合は投資家が気にする数値の一つです。この数値の良し悪しは企業の財政状態を見る上で重要な基準の1つとなっています。
自己資本比率の良い会社は規模に対して借入金などの負債が少なく、しっかりとした土台がある企業と言えるでしょう。経営者であれば自社の自己資本比率くらいは抑えておくべきと言えます。
篠田です。財務分析は難しい印象があるかもしれませんが、ポイントをおさえてしまえば、誰にでも行うことが出来ます。
普段、経営者は様々なリスクにさらされていますが、そのリスクのほとんどに気付かず経営を行っている事は少なくありません。財務分析を行う事で、はっきり目に見えていない自社の強みや弱みを把握し、問題の明確化や目標の具体的な設定が出来るようになり、経営戦略を立てる上で大きな助けとなります。
その中でも、今回は短期的な支払能力を測るための流動比率と当座比率について説明したいと思います。買掛金や未払金が資産に対して多すぎないか(少なすぎないか)、資産に換金性の低いものが多すぎないかなどを知ることができる、安全性分析の中でも基本的な指標です。
篠田です。財務諸表は企業の財務状況をまとめた報告書です。一口に財務諸表といっても、貸借対照表、損益計算書、製造原価報告書、キャッシュフロー計算書、個別注記表などの種類があり、それぞれに役割があります。
今回は貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)について説明したいと思います。貸借対照表とは企業のある時点の財政状態を明らかにするための財務諸表で、損益計算書と合わせて最も基本的なものとなります。
貸借対照表は損益計算書よりも読むことが難しく、また、毎月の変化が少ないことから、あまり見ないという経営者も多いかと思います。しかし、貸借対照表の改善こそが経営の最大の安定につながり、正しい作り方、活用の仕方を知ることは大きなメリットとなります。
ここでは、貸借対照表の概要や構成を中心に紹介していきたいと思います。読み方や活用法についてはまた別の機会に記事を作成させていただきます。
篠田です。企業は資金が回らなくなると倒産します。利益を出しているにも関わらず、資金が回らなくなり倒産してしまうケースも珍しくありません。黒字なのに倒産する…これを黒字倒産と言います。
黒字倒産の足音は会社が順調に回っている時から聞こえ始めています。ほとんどの経営者がそれに気付かず、周りの先輩経営者(先輩といっても2〜3年しか経営していない)から「とにかく行動することが大事」だと言われ、無計画な行動をとります。
「倒産」が忍び寄ってきていたことに気付くのは肩を叩かれた時です。場合によっては気付いた時には手遅れです。黒字倒産は将来を見据え、少しのことを気をつけるだけで防げます。この記事では将来、黒字倒産をしないためのポイントをお伝えします。
篠田です。あなたの会社には経営理念はありますか?その理念はどうやって作ったか説明できますか?社内で浸透していますか?あなた自身の行動は理念に基づいていますか?
上記の質問でYesと言えない場合、恐らくあなたの会社の経営理念はただの飾りとなってしまっているでしょう。そんな理念は、理念とは言いません。ただの「良い言葉」です。
経営理念がない(浸透していない)と、次のようなことが起こってきます。
正しく経営理念を理解すれば、従業員が幸福になります、企業の方向性・未来が見えてきます、社会的な信頼度が上がります、成長できる企業の特徴です。
ただし、手段と目的を取り違えてはいけません。従業員のモチベーションを上げるために、もしくは売上を増やすために経営理念を作るのではありません。
経営理念を実現するために仕事をし、その結果従業員が満足感を持って働き、業績が向上するのです。あなたは生きるために食べるのですか?食べるために生きているのですか?