経営戦略

法人成りを考えるタイミングは?

grow-up

法人にしなくても十分仕事がありますし、優秀なスタッフもいます。程々に忙しいですが、休みはしっかりとれています。平日、家族との時間をあまり取れない分、休日は目一杯子供と遊んでいます。万が一私に何かあったとしても、子供たちが大学を出て、妻が老後まで生活できるだけの費用は出せるように、生命保険には結構お金をかけていますよ。自営業だと、万が一のときに誰も守ってくれませんからね…

これは、フリーランスのデザイナーとして開業し、現在では数名のスタッフを抱えるまでに事業を成長させた、個人事業の経営者の言葉です。

実は、法人成りをしていない事で、損している事に気付いていません…

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額に入れて飾るだけの経営理念はさっさと捨てろ

vision, mission, values.

篠田です。あなたの会社には経営理念はありますか?その理念はどうやって作ったか説明できますか?社内で浸透していますか?あなた自身の行動は理念に基づいていますか?

上記の質問でYesと言えない場合、恐らくあなたの会社の経営理念はただの飾りとなってしまっているでしょう。そんな理念は、理念とは言いません。ただの「良い言葉」です。

経営理念がない(浸透していない)と、次のようなことが起こってきます。

  • 企業の存在意義やその仕事をする意味が分からなくなる→社員のモチベーションが上がらない
  • どのような会社にしたいのか(何がしたいのか)わからなくなる→社内外から不信感を持たれる
  • 従業員によって、もしくは部署によって判断基準が違ってくる→社内がバラバラになり不平不満が増える

正しく経営理念を理解すれば、従業員が幸福になります、企業の方向性・未来が見えてきます、社会的な信頼度が上がります、成長できる企業の特徴です。

ただし、手段と目的を取り違えてはいけません。従業員のモチベーションを上げるために、もしくは売上を増やすために経営理念を作るのではありません。

経営理念を実現するために仕事をし、その結果従業員が満足感を持って働き、業績が向上するのです。あなたは生きるために食べるのですか?食べるために生きているのですか?

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起業で失敗しないための7つのルール

Troubles in business

篠田です。起業する事について、以下のようなイメージを持っていませんか?

  • 失敗して大きな借金を背負う事になるかも…
  • 失敗してから再就職なんて出来そうにない…
  • 色々な人に迷惑をかけてしまうかも…

そのイメージの通りです。

実際、起業して1年後には3〜4割が廃業し、5年後には8〜9割が廃業するといわれています。夢ばかり見て下準備をろくに行わないまま、勢いと行動力だけで何とかしようとした結果、売上が思ったように増えず、生活費や月々の借金の返済までお金が回らずに廃業を余儀なくされるケースが多いようです。

これから紹介するルールに従えば起業リスクをグッと軽減し、失敗の可能性を下げることができます。簡単に手をつけられることから紹介していきます。

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お金は目的か手段か?経営の目的を理解すれば心が変わる

management

篠田です。一つ質問をさせていただきます。

「経営の目的って一体なんですか?」

この質問に対して胸を張って答えられる方がどれ程おられるでしょうか。「経営」とは非常に身近な言葉ですが、意外に深く考える事がありません。

なぜこのような質問をするかと言うと「経営」という言葉の本質を考えると経営者が何をすべきなのかが見えてくるからです。

経営戦略を考える際、まず最初に「経営」という言葉をしっかりと認識しておく必要があります。経営者を名乗るならばこの言葉を説明出来ないわけにはいきませんよね。「経営」者は何をしている者なのか。

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